歯科麻酔学会会員の皆様
こんにちは。
第53回日本歯科麻酔学会・学術集会(53JDSA)を無事終えることができました。
まずはご参集いただきました関係諸氏の皆様に心より御礼申し上げます。
53JDSAは直前の二つの台風に翻弄され、悶々とした時期もございましたが、島津斉彬を祀る照国神社への学会成功祈願が通じたのか、台風は二つとも逸れ、最終日は再び真夏の晴天となりました。会長は、まさに奇跡!、ミラクル!と何度も申し上げました。ひとえにご参集いただきました関係諸氏のお陰です。
また、会員、協賛企業、学生、そして一般市民の皆様に開かれた学会を謳い、学会の諸先輩方、事務局ならびに準備構成員一同のご尽力の結果、医療関係者の参加者は1,400名を超え、企業、学生、一般市民の皆様を含めると、1,500名を超える、予想をはるかに上回る結果となりました。
皆様のお力添えをもちまして、プログラムの内容も非常に充実したものとなり、多くのセッションで活発な質疑応答をいただけたと思います。
さらに、この度のトピックの一つは、IFDAS2027のPRで、ドイツと米国より会長以下7名の先生方がお越しになり、Jakobs先生のご講演までいただいたことです。会長主催のウェルカムパーティーも開催でき、お世話いただいた先生方には心より御礼申し上げます。同時に、2年後のIFDAS2027に向けて会員諸氏が前向きな参加をご検討いただけることを願っております。
さて今回、会場のネット環境が芳しくなく、皆様に多大なご迷惑をおかけする事態となりました。まさに青天の霹靂であり、運営側への影響も少なからずございました。ここに深謝申し上げます。それに伴い、多くの皆様へのご挨拶も不十分となり大変失礼いたしました。重ねて心よりお詫び申し上げます。
諸先輩方が50年以上の歳月をかけて築かれた実績の上に実現できた53JDSAは、まさにミラクルであります。同時に、やはり一通過点に過ぎません。これを次年度以降に着実に繋げて歯科麻酔の認知度を地道にアップさせ、首都圏から地方まで、全都道府県で、一般歯科医療関係者はもちろん、世間が歯科麻酔を活用するステージを実現したいものです。これまでも考えられてきた「安心・安全で快適な歯科医療環境の提供」を通じて、国民の健康に寄与できる歯科麻酔学会をさらに推し進める、53JDSAがその契機となれば幸いです。
以上、53JDSAのご報告と御礼を申し述べました。
なお、オンデマンド配信が10月31日(金)~11月21日(金)で予定されております。配信対象はプログラムの日程表をご覧ください。見逃し分の受講、また復習に、是非、ご活用願います。
https://53jdsa.jp/program
次年度は、岩手医科大学の佐藤健一教授が次期会長です。バトンを渡し、全国の会員・非会員諸氏でさらに盛り上げてまいりましょう。
ご高配のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
PS: 53JDSAホームページのトップ画面にも貼付しておりましたが
会員の皆様には、鹿児島市のコンベンション協会のアンケートに是非ご回答頂き
忌憚のないご意見を賜りますよう、お願い申し上げます。
https://forms.gle/yyq9CoepxAprMv756
53JDSA会長
杉村 光隆
鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科
顎顔面機能再建学講座 歯科麻酔全身管理学分野